ザリガニやエビなどの甲殻類を飼っているのなら、脱皮するのは楽しみですよね。

タイミングが合えばじっくりと、水槽越しに見ていたい大イベントです。

ザリガニ 脱皮後 水換え

ザリガニはなんのために脱皮するの?

ザリガニに関わらず、節足動物は脱皮を繰り返して成長します。

それは硬い外側の骨格は成長しないので、中の筋肉とか内臓の成長に合わせた骨格を作るのに重要なことです。

脱皮をしなければ骨格に圧迫されてしまい命が危ないです。

だから脱皮後は少し大きくなっているのです。

脱皮するごとの体をリセット?

ザリガニは脱皮するごとに体の悪い箇所や、欠損した場所を再生するので、脱皮をすることによって体を一旦リセットしているのではないかともいわれています。

その他ストレスが多くかかった場合にも脱皮を繰り返すことがあります。

水質や環境が変わったことに対するストレスを脱皮により解消しようとしているのでしょうか。

脱皮後のピッカピカの体。

脱皮後のザリガニの体はとっても柔らかいです。

これは脱皮直前まで、次の新しい外骨格が小さな古い骨格の中に収まっていたからです。

脱皮後から少しづつ硬く戻っていきます。

色も少し透明がかっていますね。

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ザリガニの脱皮は命がけ。

脱皮するのはザリガニにとって命がけです。

脱皮の3日前後は体が柔らかいし、動きも鈍くなっています。

なので外敵に最も狙われやすい状態なのです。

それにみんながみんな、するっと古い骨格を脱ぎ捨てることができるかといえば、そうではありません。

脱皮に失敗して手足やハサミが欠けてしまうことだってあります。

なので、この時期のザリガニはそっとしておいたほうが良いです。

乱暴に掴んだりしてはいけません。

ザリガニの脱皮後の水換えやえさやり。

脱皮後のザリガニは体が柔らかく繊細です。

なので水換えも普段通りだとストレスを感じるかもしれませんので、ほんの少しづつ入れ替えてあげるようにしてあげましょう。

また、脱皮後のザリガニはあまり食欲もないので餌やりもほとんど必要なく、食欲があれば自分の脱ぎ捨てた抜け殻を食べますので、無理にエサを上げて水を汚す必要もないです。

まとめ

ザリガニが脱皮する様子をなんとなく面白く感じていましたが、ザリガニ本人にとっては、命がけの大仕事だったんですね。

家の水槽の中では危険は少ないかもしれませんが、これを自然の中で繰り返すのは至難の技ですね。

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